官足法とは

官足法ってなに?足もみ?足つぼマッサージ?あぁ、流行りの健康法ね。
世間的にはこういった認識の方が多いのではないでしょうか。
では、官足法とはいかなるものなのか解説いたします。


◆流行りの健康法?

残念ながら流行とは言えません。なぜならば、官足法(正確には官足法という名称になるのはもう少し後の話ですが…)が日本に登場したのは1982年の事です。

40年もの長きにわたり続いているのですから、すでに一過性とは言えません。今風に言えばサスティナブル(持続可能な)健康法です。


◆足つぼとかリフレとは違うの?

街中でよく見かけるリフレクソロジーや足つぼとかではないの?
こういった質問を受けることがあります。「全く別物です!」とは正直強くは言い切れません。なぜならば、世間一般に広がっている足つぼやリフレクソロジーは、(誤解を恐れず言うならば)殆どすべて官足法が元になっているからです。

台湾より、官 有謀(かん ゆうぼう)先生が足もみ健康法を広めるために昭和57年に来日されました。元々は台湾で広まっていた足もみ健康法を、官先生独自の理解の元に提唱されたのが官足法です。
官先生は長年にわたり、日本国内で多くの方々に官足法の指導・施術を行われました。そういった中から、独自の名称・スタイルをとって営業を始める方々もおり、現在に至ります。


◆それじゃ、官足法ってなに?

一般に、”足もみ健康法”では足に在る「反射区」と呼ばれる部位を指や棒等で刺激し、健康促進するものと捉えられています。

これに加えて官足法では、足全体をしっかりと揉むことにより足に溜まった老廃物を流して血流の改善・リンパの働きを正常化し、体質改善・自己修復力・自己免疫力の向上を目的とします。


◆痛いって聞くけど、本当?

痛いか痛くないかは普段のあなた次第!とは半分冗談ですが、正確には「その時の身体の状態によりけり」です。

勿論、全く初めての時は通常よりも痛みを感じやすいものですが、ご自身の状態が良ければ気持ち良さが勝り、施術中に眠られる場合もあります。

実際来られている方で施術開始とほぼ同時に眠られて、状態が悪い部位を揉むと目を覚まして痛がる。なんて事も往々にしてあります。


◆一度揉んだら、それでもう大丈夫?

貴方が疲労も老化も劣化もしない、特別なお身体をお持ちでしたら1度揉んだだけで(そもそも官足法必要ない?)大丈夫!しかし、そんな人は居ないと思われます。
人間、生きていれば疲労もすれば病気や怪我に晒され、勿論老化も避けられません。
日々溜まる老廃物、血流の悪化、免疫力の低下。それに対処するには、日々官足法を実践しなければなりません。
「そんなの毎日施術なんてしてもらえるほどお金ない!」
はい、私もそんなお金ありません。
そこで、官足法の利点が生きてきます。官足法は「いつでも」「どこでも」「だれでも」できます。
うちの母は出先の喫茶店や、屋外。果ては集中治療室に入っていって(これは絶対に真似しないで下さい。怒られる程度じゃすみませんから…)他人の足を揉んでいました。
各地で定期的に官足法セミナーも開催されていますし、当店でも個別指導を行っています。先ずは書籍から入るのも良いかもしれません。
ご自身で官足法を習得し、普段は自身や家族等のセルフメンテナンスを行い、定期的にフルメンテナンスの為に施術を受けられるのが理想的ではないでしょうか。
どのような形でも、継続して行われるのが理想的です。とてもSDGs的ですね。


著:健康足もみ官足法 加古川健康ルーム 曽我部


参考文献:足の汚れ(沈殿物)が万病の原因だった(文化創作出版) 続 足の汚れ(沈殿物)が万病の原因だった(文化創作出版)

健康足もみ官足法 加古川健康ルーム

兵庫県加古川市にて営業中 官足法を用いた施術を行い、念入りにお身体のケアをいたします。

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